ストレスが溜まるとブサイクになる
ストレス社会に生きる現代人。眉間に寄ったシワや肌荒れはとても美しい顔とはいえません。例えどんなにストレスの多い世の中だとしても、ストレスを軽減し、ストレスフリーに生きていくことはできます。ストレスとどう付き合うかは自分次第。せっかくならストレスを溜めずに健全な心で生きていきたいですよね。ストレスを溜めない生き方のコツをまとめました。
ON・OFFを区別する
仕事の時間は終わったら、スイッチはOFFに。家に帰ってからも仕事のことを考えるのはよくありません。今日の業務が終わったら1日の疲れを癒すべく、自分の時間を過ごしましょう。このON・OFFの切り替えがうまくできないと、心はいつになっても休まりません。1日の中で嫌なことがあったら考えてしまう気持ちもわかりますが、ある程度考えたら切り替え。重ね重ね嫌なことに自分の時間を費やす必要はありません。考えても仕方のないことだってあります。解決策を出すなら時間を決めて取り組むこと。それ以外のどうにもならないことには時間を遣わないこと。そんなことをしても何も生まれません。
食事は適度にとる
ストレスで食事がとれなくなってしまう人は少しでもいいから食べるようにしましょう。反対にストレスで食べてしまう人は規則正しい食事のリズムを気にかけ、ストレスによる食べ過ぎが続いていると自覚しているなら、おなかが完全に空くまで落ち着いて待ってみましょう。食事をとったあとの身体は副交感神経が優位になりリラックスモードになります。そのため、ストレスで過食してしまうタイプの人はその状態から抜け出すべく、食べることによりリラックスを求めます。しかし、食べ過ぎもまたストレスの原因。ストレスによる過食から抜け出せないときは、完全な空腹になるまで落ち着いて、心と身体をリセット。
睡眠時間を確保する
ストレスを感じると睡眠不足に陥ります。気がかりな悩みごとや考えごとで夜も眠れなくなってしまうことでしょう。でも、睡眠不足は心と身体にさらなる負担をかけることに。まずは落ち着いて眠れる環境をつくり、身体をリラックスさせましょう。寝室の環境は睡眠に影響しています。寝室が汚れているなら掃除をして、枕などの寝具が合っていなければ取り換えましょう。そして、身体のリラックスのためには、ぬるめのお風呂に入浴。ぬるめのお風呂にゆっくりつかると副交感神経が優位に働きリラックスした気分なれます。アロマや落ち着いたBGMを添えてもいいでしょう。深呼吸することで眠りにつきやすくなります。
数分でも忘れる時間をつくる
忙しい毎日に振り回されて過ごしていると頭の中はフル回転!ストレスに強くなるためにも余裕をもつことが大切です。1日のうちの少しの時間でもいいので忘れる時間をつくりましょう。朝のコーヒータイムでもいいし、夜のリラックスタイムでもいいです。少しのあいだでも無になる時間をつくれば脳に隙間が生まれます。思考を停止させることが大切です。5分や10分くらいの無になる時間をつくっても世間に置いていかれたりはしません。どうしても思考を止めることができない、忘れることができないというなら、強制的に忘れる時間をつくりましょう。何か熱中できる趣味でもいいですし、軽いスポーツでもいいです。他のことで気を紛らわすことで不要な思考に囚われなくなります。
憶測で判断したことは客観視する
「〇〇が××したのではないか・・・?」と考えを巡らせてはいませんか?憶測をして予防線を張りたくなる気持ちもわかりますが、あくまでも憶測である自分の考えを客観視するクセをつけましょう。「もしこうなったらどうしよう?」と考え不安な気持ちにさらされているときほどストレスを感じ続けています。目の前にその状況が起きていないのにストレスを感じるなんて無駄だと思いませんか?自分の考えを客観視することで、思考に振り回されていたことに気が付きます。考えるのは自由ですが、あくまでも憶測であることを忘れずに。思い込みと現実の区別をつけることが大切です。
拘りをなくす
どうでもいいことまで拘っていませんか?「〇〇じゃなきゃだめ」なんて考えは身の回りを狭くします。もっと柔軟に「〇〇でもいい」「そんな日があってもいい」と許してみませんか?毎日の変化が楽しくなってくるかもしれません。
大事なところはとことん拘る
どうでもよくないことはとことん拘る必要があります。だって、どうしても譲れないときってあるじゃないですか。譲れないほど大切なものは簡単に譲ってはいけません。拘りぬいた想いは自分らしさの証。ここぞという場面ではとことん拘りぬいて。
シンプルに行動する
「~~のためにはこうしたほうがいい」と考えを巡らせ計画を練りまくっていませんか?悩みの種は人それぞれ。その場その場の状況に応じて変化しています。いかに計画を練ろうとも無理な時は無理。物事をもっとシンプルに行動すればすんなりうまくいったりするのもです。シンプルに「好き・嫌い」「欲しい・欲しくない」「やりたい・やりたくない」でいいじゃないですか。自分の気持ちをもっと感じて思うがままにシンプルに。
物事の選択は「楽しいか」「楽しくないか」
私たちは日々選択の繰り返しです。頭で考え「こうしたほうがいい」と理性的に選択をしていることが多くあります。しかし、合理的な選択ばかりしていると、どんな場面でも正しさを優先してしまい、楽しむことを忘れてしまいます。仕事上では合理的な判断のもと選択し、プライベートではワクワク感があるかどうかの楽しさから選択しましょう。せっかくのプライベートの時間まで楽しくないものを選択しつまらない時間を過ごすなんてもったいない。
完璧じゃなくてもいい
ストレスの根源は完璧主義ではありませんか?自分が望む結果や、「こうあるべき」という考えから外れたときにその状況を許せず「~ねば」「~ならない」に陥ります。すべて完璧じゃなくてもいい、そう考えられるようになるだけゆとりが生まれます。ストイックさも時に素敵な姿勢ですが、いつでもそんな姿勢では疲れてしまいます。長く続けるためには、完璧である必要はないのです。積み重ねて完成度を高めていくように。じっくり進んでみませんか?
ストレスフリーで内面から溢れる美しさを
人生は自分の時間。嫌な想いを抱えながらも続けなければいけないことなんてそうそうありません。今にも溢れそうなストレスを抱えている女性は笑った顔は笑顔でも、その表情にはこみ上げる怒りや不安が写ります。人生はその人の表情を表すというように、充実した日々を過ごしている女性には内面から溢れる美しさを感じます。ストレスとうまく付き合って溢れる美しさで輝いていたいものです。