ダイエットが続かないのはなぜ？続かない理由と成功の秘訣 │ Marshmallow Mental

1. 無理の多いダイエットは続かない
2. ダイエットは続けることで成功する
- 2.1. ダイエットの基本的な考え方
- 2.2. 続けられるダイエット計画を立てること
3. 続ける秘訣は現実的に可能かどうか考えること
4. ダイエット成功のために

無理の多いダイエットは続かない

ダイエットが成功しない理由に、ダイエットが続けられないという悩みが多くあります。頑張って痩せようとしているのにいつも途中で挫折してしまう、頑張って一時的に痩せたとしてもリバウンドしてしまう・・・。なぜダイエットが続けられないのでしょうか？

ダイエットは我慢するものではないから

「ダイエットに我慢はつきもの」と多くの人が勘違いしがちですが、ダイエットは無理な我慢を強いられるものではないです。今の生活を改めなければいけないという思い込みから、食事を制限しなければならない、運動しなければならないと自分に「ねばならない」課せてしまいます。ダイエットを決意してモチベーションの高いときは頑張れるのですが、だんだんと、無理が重なり現実的に続けることが厳しくなってきたころ、ちょっとしたきっかけで「食べ過ぎてしまった」、「運動をさぼってしまった」などの理由が引き金となり、挫折感からダイエットの失敗に転落してしまいます。

過度な食事制限は現実的に無理

ダイエットを決意すると、まずは食事制限をから始める方が多いのではないでしょうか？私も適度な食事制限は必要だと考えています。ただし、食事制限の内容には十分注意しなければいけません。「1週間でｰ5kg痩せる！」などのような短期間では厳しく無理がある目標を設定した場合、やりがちなのが「食べないダイエット」。いままで通常の食事を取っていたのに突然食べることをやめる、これはただの我慢大会にしかなりません。

そして、無理のある食事制限を数日続けていると、些細なきっかけから努力の糸がプツンと切れたかのように崩壊して過食に走ってしまう方もいます。その些細なきっかけとは「ずっと甘いものを我慢していたが、隣の人に勧められたために一口食べた」とき、「飲み会の誘いを断れずに参加し、食べ過ぎてしまった」ときのような日常ではよくあることです。

ダイエット中とはいえ、「お付き合いもあるので断れない」、「ダイエットしていることで周りに変な気を遣わせたくない」など、自分だけの我慢では済まないことがらで、「その時だけ」をやり過ごせばいいと思われがちなこの状況。これがどうもやり過ごすだけには収まらなくなる「引き金」になってしまうのです。

無理な運動計画

また、運動面でもそうですね。食事制限だけのダイエットではなく、運動を取り入れることはいいことです。ただし、ここでも無理な計画を設定してしまわないことが大切です。それまで運動習慣がなかった人が「毎日5km走る」などの目標を設定した場合、まず5kmを完走することさえ大変な努力が必要です。初めの2～3kmは頑張れたとしても残りの距離が非常にきついと感じることもあるでしょうし、きつすぎる運動は精神的にも堪えて毎日続けることもしんどくなってきます。

そして、「毎日必ずやる」などの目標を設定してしまった場合も、運動するためのスケジュールを確保することも無理がないか考える必要があります。例えば、仕事で朝早くから遅くまで働いている人は基本的にスケジュールに余裕がないでしょう。そのなかで運動する時間を確保するには、仕事を早く切り上げるか、睡眠時間を削るなどで調整しなければいけません。仕事を早く切り上げられるならいいですが、そうもいかない状況もあるでしょう。そうなると、次は睡眠時間を削るしかなくなってきます。ただでさえ疲れているのに運動するモチベーションを保つのが大変などころか、十分な休息を取らなければ心身にあらゆる支障をきたしてしまうことになるでしょう。

ダイエットは続けることで成功する

ダイエットの基本的な考え方

ダイエットの基本的な考え方は、美容・健康を維持する生活の改善です。夜遅い時間の食事など食事を取る時間帯や、脂質糖質の取りすぎ、カロリーの高い間食など栄養の偏りはないか見直すことから始めましょう。食の好みや傾向、１日の食事の内容を振り返ってみると、食べ過ぎていることがわかるかもしれません。

自分は太りやすい体質だと感じている人はまず、太りやすくなるような食生活をしていないか見直し、改善することから始めましょう。

続けられるダイエット計画を立てること

ダイエットを決意したらまずは目標を立てますが、ここでも無理なく続けられる目標を設定することが大切です。

過度な食事制限やハードすぎる運動は、リバウンドの危険があるだけでなく身体に負担もかかります。短期集中ダイエットのように、短い期間で集中してダイエットをおこなう方法もありますが、正しい知識と方法で取り組まないと大半の方がリバウンドします。一時的に体重が減って痩せたかのように思えても、リバウンドしてダイエット前よりも体重が増えてしまえば努力も水の泡です。

ダイエットの本当の成功は、自分の体形に納得していて食べることに恐怖心や不自由さを感じなくなったときです。

せっかく努力して痩せても、そのあとに好きなものが食べられないなんて悲しいと思いませんが？自分の体形に納得していて、好きなものを食べれてこそダイエットのゴールです。

続ける秘訣は現実的に可能かどうか考えること

気合十分でダイエットを始めようと決意したときほど無理な目標設定にしがちです。痩せたいと思った理由が「太っている自分が許せない」、「こんな自分はもう嫌だ」などと自分を否定する心根から湧いているとしたら、そんなときほど無理をしてしまいがちです。本人としては今すぐにでもこの状況を変えたいところでしょう。

しかし、太るような生活習慣を過ごしていたのも自分ですし、ダイエットに取り組むのも自分です。その反動が大きいほど精神的にも肉体的にも無理が多くなります。

まずは、現実を受け入れることが大切です。「太っている自分」が嫌でダイエットを始めるわけですから、そんな嫌な自分を受け入れるのに良い気はしません。太っていると自覚できたならそれでOK！自分が太っていると認めることができたら、太っている自分を責めるのではなく、なりたい姿の自分をイメージします。「痩せてきれいになりたい」ならば、なりたい姿はどんな体型（スタイル）かじっくり考えます。芸能人でもいいし、身近にいる友人や知人できれいだなと思う人でもいいです。

大切なのは今の自分を責めることではなく、なりたい姿（自分）に目を向けること。

そして、目標を決めることができたら、計画を立てます。はじめは、今の食生活や習慣を見直し、改善できそうなことや取り入れられそうなことから変えていくだけでも十分変化します。例えば、「間食をやめる」、「通勤は一駅分歩くようにする」、「エスカレーターより階段」など。生活のなかで取り入れられることで大丈夫。ひとつひとつやっていけば、できることが増えていきます。こうして小さな目標達成を積み重ねることでダイエットが楽しくなり、無理なく成功につながっていきます。