仕事で思うように能力が発揮でいないと悩む方は多いです。仕事をする以上、結果を求められて当然ですから、「すべて自分の責任」と生真面目にしょい込んでしまう人もいます。しかし、どこかで「自分はもっと仕事ができる」と感じていませんか？だとしたら、悩みの背景には仕事におけるトラウマが潜んでいるかもしれません。仕事で抱えるトラウマを解決するには…？
仕事でトラウマを抱えてしまうと…
仕事のミスが原因でトラウマになってしまうことがあります。仕事でトラウマを抱えてしまったことが原因で思うような成果を出せなくなったり、働くことさえ嫌になってしまいます。なぜそのような状態になってしまうのでしょうか？
成果が出せない
トラウマを抱えながら仕事することで、仕事が思うように進まず望む成果を出せなくなってしまいます。それは、過度な緊張からパフォーマンスが低下したり、周囲とうまくコミュニケーションが取れず仕事の進行にも影響を与えてしまうなど問題が起こってくるため。
働くことが嫌になる
うまく成果が出せないでいると、仕事のモチベーションも低下していきます。仕事のミスだけが原因だったはずなのに、仕事そのものがトラウマとなり、働くことが嫌になってしまうことがあります。
自信をなくしてしまう
トラウマに対して恐怖心があり、また、できない自分を責めてしまうことにより自信をなくしてしまいます。今の職場が自分に合っていないだけなのに、自分の能力不足だと思い込み身動きが取れなくなってしまうこともあるでしょう。
その悩みトラウマが原因かも？
仕事中や職場での関係でこんな悩みを抱えていませんか？もしかすると、その悩みはトラウマが原因になっているかもしれません。その悩みの内容を以下に紹介していきます。
過度に緊張してしまう
企画のプレゼン中に緊張しすぎてうまく話せないことはありませんか？プレゼン前に何度も練習していてもいざ本番になると頭が真っ白になってうまく話すことができなくなってしまいます。
「言いたいことがよくわからない」と言われる
クライアントや上司との会話で「言っていることがよくわからない」「何を言いたいのか？」と指摘されることはありませんか？自分では考えをまとめて伝えているつもりなのにどうもうまく伝わらない状態です。
同じ失敗やケアレスミスをしてしまう
簡単なミスや、指摘されたことを何度も繰り返し失敗してしまいます。言われたときはわかっているのに、いざ作業をしているとそのことに気付くことができません。自分では注意しているつもりでも見落としてしまうことが多くなります。
仕事のトラウマは克服することができるのか？
結論から言うと。仕事でのトラウマは解決できます。解決までにかかる時間に個人差はありますが、必ず全てのトラウマは解決することができます。
何かしらのミスが原因でトラウマを抱えてしまった場合、多くの場合は時間が解決していきます。トラウマを抱えていることでパフォーマンスの低下を実感していると、一刻も早くトラウマを解消したいと思うでしょう。しかし、そのようにしてトラウマを早く解消したいと出来事を何度も思い出すことでより強く記憶され、より鮮明にトラウマを思い出しやすくなってしまいます。時間が経てば忘れるようになるべく思い出さないようにして時が過ぎるのを持つのも大切です。
原因となっている恐怖心を取り除く
より強いトラウマは思い出さないようにしていても、ふとした瞬間に思い出してしまうこともあるでしょう。その度に負の感情を持ち続けるなら正面からトラウマと向き合ってもひとつです。
トラウマの原因となってるのはその時あった出来事に感じた恐れの感情です。この恐怖心を開放することでトラウマを克服することにつながります。恐怖心とは心から込みあがってくる不安・恐れなどの苦しい感情で、抑圧するほど強いストレスを感じます。この恐怖心と向き合うにも辛い体験を伴います。その出来事を思い返し、心から込みあがってくる苦しい感情があったときは我慢しないで開放することです。泣いてもいいし、叫んでもいい、感情を押し込めずに開放していくことでトラウマを受け入れることにつながります。”
自分らしく働くために
たとえ同じ失敗を繰り返してしまっても、また同じ繰り返しをしないように気を付けていれば、着実に成長していきます。仕事のミスや失敗は誰にでもあるものです。失敗してしまったことで自分を責める必要はなく、自分を責めても解決するとも限りません。
過去に起きた出来事に悩まされていても未来を変えることはできません。それは後ろ向きな生き方だからです。過去は変えられなくても未来は変えることができます。望む未来のためには、未来はどのようになっていたいか想像し、設計します。変えられない過去に悩むより、未来を考えた方が時間の有効活用ができると思いませんか？
