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気分屋は悪ではない?気分屋の性格の人とうまく付き合うには?

気分屋は悪ではない?気分屋の性格の人とうまく付き合うには?

あなたは自分の性格を気分屋だと思いますか?気分屋の性格の人は、自分勝手で嫌われるなどあまりよくないイメージを持たれることが多いです。今回は気分屋の性格の特徴をまとめ、気分屋の人との上手な付き合い方、自身の気分屋の性格の直し方について考えてみました。参考になれば幸いです。

 

気分屋の性格とは?

気分屋の性格とは、その場その場で気持ちがコロコロ変わる気まぐれな性格のことを指します。自分の気持ちに素直に過ごしているため、本人は無意識ですが、周りの人にも知らぬ間に迷惑をかけていることがあります。また、そのような性格による言動が災いして、周りの人との関係を本人も気にして対人ストレスためてしまいがちです。

このような気分屋の性格には個人差がありますが、その違いには自制心の強さが関係しています。当たり前ですが、誰にでも感情があり、ひとつの物事に対して十人十色の感情を抱きますよね。自制心の強い人は、もし、目の前の出来事に強い怒りを感じたとしても、荒れた感情をうまくコントロールし、冷静に対処します。それに対して気分屋の性格の人は、自制心が働かず、感情のままに暴言を吐いたり、モノに八つ当たりしたり、ひどい場合には暴力を振ってしまうこともあります。

 

気分屋の人の性格の特徴

自制心の強さの違いで、気分屋の性格にも個人差はありますが、気分屋の性格の主な特徴とはどのようなものでしょうか? 以下に気分屋の性格の特徴をまとめてみました。

性格がはっきりしている

気分屋の人は好き嫌いがはっきりしています。日本社会において、本音と建前を使い分ける風潮がありますが、気分屋の人は自分の気持ちに正直。どの場面においてもはっきりとした態度で言動するため、物事の進行もスムーズ。しかし、その態度が誰にでもいいように思われるわけではなく、敵を作りやすい性格でもあります。

 

裏表がない

性格がはっきりしているので、基本的に裏表がありません。自分の気分に忠実で、楽しいときは楽しみ、怒るときは怒ります。内面の感情と表にだす態度がほぼ一致しているので裏表のない性格といえるでしょう。仲良くなってしまえば裏表のない性格は安心ですが、初対面の人や深い関係ではない人には気を遣わせてしまうことになります。

 

ノリがいい

気分屋の人の性格は基本的に明るいのでノリが良くフットワークが軽いです。自分の気分が明るいときにはノリよく振る舞い、ムードメーカーとして場を盛り上げることも多いです。ただ、気分が乗らないとき、気分を害されることがあったときはそのまま表現するため、周りの人に気を遣わせてしまうこともあります。

 

空気を読まない

気分屋の人は空気が読めないのではなく、敢えて空気を読みません。どんなときでも自分の気分のままに言動するので、思ったことをストレートに発します。そのため、自制心の強い人からすると、場に合わせることができない空気の読めない人に思われます。

 

飽き性

気分屋の人は、熱しやすく冷めやすい一面を持っています。興味を示したことに対しては、ものすごい集中力で進めていきますが、集中力がそう長く続くわけではありません。ある程度熱中して取り組んだあとは冷めてしまい、飽きがきてしまいます。多趣味で多才なことろがあり、器用なのである程度のことはなんなくこなしてしまいます。まんべんなく、いろいろなことが出来てしまいますが、何かひとつのことに秀でるのまでは難しいでしょう。

 

気分屋の人とうまく付き合うには?

気分屋の人が周りにいる場合、振り回されて疲れを感じてしまうことがあります。気分屋の性格を直してほしいと忠告したところで本人にそのつもりがなければ直そうとすることすらないでしょう。伝え方を間違えてしまえば思わぬトラブルにも発展しかねません。それでも身の回りにいる気分屋の人とはどのように接していけばいいのでしょうか?

 

自分のペースで付き合う

気分屋の人は自分の気分のままに過ごしています。その人の気分を損ねないようにと、こちらが機嫌を伺っていてもコロコロと気分が変わる性格なのでこちらが振り回されてしまいます。優しい人は、コロコロと変わる気分屋の人の機嫌を気にして疲れてしまうでしょう。気にするなと言っての無理かもしれませんが、必要以上に気にすることはありません。

 

基本は放置でOK

気分屋の人は思いのままに行動しています。本人の気分のままに行動しているため、こちらが何かしてあげようと気にする必要はありません。特に機嫌が悪いときなんて、こちらが何も悪いことをしていなくても八つ当たりのように怒りの態度で接してきます。そんなとばっちり受けたくないですよね。放っておけば自然と気分も戻りますので放置しましょう。

 

約束事は記録を残す

気分屋の人はその場その場の気分で物事を言います。そのため、気分が変わったときには考えも変わり、自分が言い残したことを覚えていません。これが仕事の関係や上司の指示命令だとしたら、大変な迷惑です。対処法として、言われたことはその場でメモなどに記録し、議事録として共有するようにしましょう。「そんなことは言っていない!」などと言われた場合に議事録をもとに相談すれば理不尽な対応を回避することができるでしょう。

 

気分屋の性格を直すには?

続いて、自分の性格に気分屋のところがあり直したいと思っている方。私自身も気分屋の性格の持ち主なので、自分でも自分の気分に振り回されて疲れてしまうことがあります。自分の気分で言動して、自分が振り回されて疲れてしまうなんて、、なんと間抜けな話でしょうか(笑)。その場その場で考えて行動しているつもりなのですが、どうも自制心が上手く働いていないようです。あとで冷静になって考えを改めることはしばしば・・・・。さて、この性格、どう直せばよいのでしょうか?

 

小さな目標を設定する

意見や考えがコロコロ変わってしまいやすい気分屋さん。まずが小さな目標を設定して達成に向けて行動するのがおすすめです。他人に決められた目標では、自分の意志と反する場合があるので、目標は自分で決めて取り組みます。また、気分が変わりやすいため「短期」で達成できるように目標は細かく刻んで設定するとよいです。少しずつ成功体験を重ねることで「やりがい」を感じれば飽きずに最終目標の達成に向けて進めていけるでしょう。

 

行動する前にもう一度よく考える

決断力を鍛えることを重視される方も多いかと思いますが、気分屋の人は割と決断力があります。決めて行動して、思っていた結果と違うため「やっぱりやめる」となるのが気分屋のパターンではないでしょうか。考えて行動しているつもりでも想定外のことに対処しきれずやめてしまったら何事も長く続きませんよね。すでに考えてから行動するようにしている人でも、もう一度考える癖をつけましょう。考えをより深堀し、パターンをいくつか想定します。起こりうる懸念に対してどのように対処したらよいか対処法も数パターン用意しておきます。想定外の結果になったときでも対応力が強化されているはずです。

 

もう少し我慢する

気分屋の性格を直すには、我慢の積み重ねです。我慢することが苦手な気分屋の人にとって我慢は大変なストレスとなるため、自分の好きな方へと進もうとしてしまいます。これも、度を越えると周りにとって非常に迷惑です。いきなりすべてのことを我慢しようとするにも無理があります。少しずつでもいいので我慢できることを増やしていきましょう。少しずつ積み重ねていくことで次第に我慢強さが増していきます。

 

気分屋の性格が悪いわけではない

気分屋の性格の特徴で紹介したように、裏表のない性格やノリの良い性格などは長所とも受け取れます。話し方には注意が必要ですが、自分の意見をはっきり伝えられる人には強さや頼もしさを感じます。
気分屋が嫌われる要因は、本人の身勝手な行動により、周りの人に不快な思いをさせたり迷惑をかけてしまうことによるもの。そのような自覚があるなら改めれば良いだけのことです。

気分屋の性格だからと自分を責めることなく長所をより活かしていきたいものですね。

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